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Shinji's Report from USA (2017.01.20)

留学期間 :
2016年 8月 ~ 2017年 2月
留学の目的 :
私が本格的に留学を意識し始めたのは、大学3年の前期でした。勝木先生が講義で「英語をしっかり勉強しておきなさい。 もう外国人と当たり前に仕事をしていかなければならない時代なんだ。」と、研究者とは何かについて熱く語ってくださいました。 その時まで私は、将来、研究者として仕事をしていくことを具体的に考えたことはありませんでした。 また、グローバル化といわれる現代において、私自身が実際にグローバルな環境に置かれていなかったため、先生の話はとても衝撃的でした。 研究者として製品を設計・開発していく際、様々な考慮すべき点があります。その中でも、それぞれの国々のニーズ、習慣にあった設計・開発を心がける必要があるということは、考えてもいなかった事実でした。 また、海外から改めて日本を見直すこ とで新たな発見があるように思えます。大学院卒業後、私が研究者として活躍していくためには,世界にも目を向け、海外と日本の違いから何が期待できるのかを知る必要があると思っています。 そのためにはまず、在学中に留学を経験し、多角的な視野を持ち、実際に外国人と共同研究をすることで、日本では経験できない研究プロセスを学ぶべきだと思いました。 将来、 国際的に活躍できる研究者を目指すために、研究留学を決意しました。
研究活動に関して :
留学中、研究は2つのパートに分かれて行いました。それはバイオエレクトリクスに関する研究と光工学に関する研究の2つです。 光工学に関する研究はもう 1 人の院生と共同で進めてきました。それまではあまり光工学に関して詳しくなかったため、一から勉強をし実験できるまでに知識を蓄えました。 正直、うまく行くのかどうか、半信半疑疑で実験をしていました 。まだ目標としているところまでは到達していませんが、今のところ順調に実験を進めていま す。 留学中は、ちょっとしたディスカッションやプレゼンを行う機会があり以前よりは自信を持って英語を話すことが出来るようになったのではないかと思います。 しかし、将来世界にでて働き、活躍するためにも、もっと専門的知識、英語力、コミニュケーション能力等を高めていかなければと強く感じました。
英語に関して :
外国人とコミュニケーションをとるためには、英語を話す能力が必要です。大学4年生の時までは TOEIC 中心の勉強方法であったため、Speaking 力がまったくありませんでした。 そこで留学生と積極的にコミュニケーションをとるようにし、たまに日本語と英語の勉強会なども行い、Speaking に特化した勉強法に切り替えました。 しかし、いざアメリカに留学をしアメリカ人と話をすると、話すスピードが早すぎて8割理解できませんでした。 Non-native English speaker と話す時は会話が成立します。これはアメリカに来て初めて気づいたことで 、英語を話すためには Speaking 力に加え、Listening 力も必要であることを再確認しました。 現在は(2017年 1月)、アメリカ人が言っていることも7割くらい理解できるようになりました。また研究やプレぜンテーションで話す英語と普段の会話で話す英語も分けて考える必要があるなと感じました。 簡単に言えば、普段使いの英語はただ伝わりさえすれば OK なのかなと思います。もちろん最低限の文法、語彙は必要です。 英語力は英語に触れた時間が長ければ長いほとど上達するように思えます。例え、日本に住んてでいたとしても、研究で英語論文を読んただり、留学生とコミュニケーションをとったり、洋画を観て英語力を楽しく鍛えることができます。 個人的には、月額1000円ほどで世界中のドラマ、映画等が観れる Netflix がオススメです。
休日に関して :
休日はよくカフェ巡りを友達(日本人、アメリカ人、留学生)としていました。パーティなども開催してくれ、すごくアメリカ生活を楽しめました。 お酒を飲めばすぐに打ち解けられるのは世界共通のようてです。大型連休にはカナダ、ニューヨーク、ワシントンD.C に一人旅し北米を散策しました。 電車の中では、しばしばパフォーマーが芸をしておりアメリカは何でもありなんだと再確認した次第です。

以上